生活と仕事

就活する上で建設業界をオススメしない理由

今回は、就活をするにあたって建設・土木業界をオススメしない理由を述べていこうと思います。

自分は新卒で建設・土木業界のサブコンと呼ばれる建設資材専門業者に入社しました。

特に自分は文系出身でしたので、設計や施工部門に回されることはなく工事部門へ配属され、そこで施工管理者として、3年間働いていました。その経験を踏まえて今回の記事を書いていこうと思います。

また、サブコン業者として、元請けの建設ゼネコンの仕事も見てきましたので、ゼネコン志望の方にも参考になるかと思います。

基本的に肉体労働

まず、一つ目理由としては、建設・土木業界は体を動かして仕事を行う肉体労働が主であるということです。施工管理をする立場でも肉体労働になりがちです。

重機使わなければならない資材運搬や、高所や危険が伴う作業に関しては職人(実際に手元で働く専門職の方)が主に行いますが、簡単な資材の運搬や、施工写真の撮影は主に施工管理者の仕事になります。

特に施工写真の撮影や施工データの採取は、施工管理者にとって特に重要な作業となります。このデータ採取や写真撮影に関しても、広い現場を歩き回って行うことになるので、結果的に肉体労働となります。

ですので、一般的なオフィスワークと比較すると、動き回る分、気力的な疲労と身体の疲労がかなり溜まります

現場は土曜日も稼働

2つ目は、現場の稼働日が土曜日も含まれる点です。

最近では、土曜日稼働を抑えて、2週間に1回は休みになる労働形態にはなっていると聞きますが、それでも土曜日に仕事をする現場は多いです。実際にこの業界をやめてからも、土曜日に稼働している現場を実際に多く目にします

また、土曜日稼働の悪い点としましては、1週間の休みが1日減るということも大きい点ではありますが、会社の本部や事務所は稼働していないことが多いので、資材の発注ができなかったり、トラブルが発生した場合に、後手後手の対応になってしまうことがあげられます。

したがって、本部や事務所が土曜日休みということを見越して、資材発注や工程管理をしていかなければならないので、余計な足枷が更に増えます。

紙文化が根強い

3点目は、書類作成について、まだまだ紙文化が根強いという点です。

普段、現場に乗り込む際に、計画書を作成して事前打ち合わせをしたり、施工完了(竣工)後に報告書を作成するのですが、PCで電子化作成した書類をわざわざ紙で出力して、指定部数分印刷しなければならないです。当然作成してから印刷してファイリングするまでの手間と労力が余計にかかります

また、物件が大きければ大きい程、書類の量も膨大になるので、紙出しするだけで複合機を占領して、日中の業務時間を使ってしまうこともあります。

出張や出先での業務がメイン

工事部門に配属されると、自宅からは通えない遠方での現場作業がメインとなるので、基本的には出張先で仕事をすることになります。ですので、折角、会社が用意してくれた社宅があるのにも関わらず、結局1年間で半分以上は出張先の宿で寝泊まりするといったこともあります。

特に、ダムや高速道路建設などの土木インフラ事業に回されるとなれば、周りに何もない大自然の中に建造物を建てることになるので、まともな宿やお店がないことが大いにありえます

また、宿を探すとなっても、現場から少し離れた場所になるか、元請けゼネコンが用意した借りの宿舎などに寝泊まりすることになります。

※建設工事の借り宿舎(飯場)は、簡易的に作られたプレハブ住宅的な宿舎で、各作業員の部屋は一人ずつ割り当てられますが、風呂・トイレは共同の場合が多いです。ただし、朝・夕食付きで1000円以内という激安な価格で貸し出されています。

年功序列・古い文化

建設・土木業界は、働く年齢層が特に高齢化していて、未だに新しい文化を拒む世代が多く仕事をしています。

自分がやりたい分野・部門の仕事を見つけて挑戦しようとしても、なかなか受け入れてもらうことが難しい環境でもあります。

大手ゼネコンであれば、人事制度がしっかりしていて、ある程度は自分の声を聴いてもらえるかもしれませんが、零細ゼネコンや中小企業の建設関連業者は、そういった制度もない会社が多いです。結果、自分の声を聞いてもらえず、自分の望む部門や部署にいけないということもあります。

年功序列に関しては、日本全体の企業がこの傾向にありますが、建設・土木業者は特に根強いです。ですので、若い年齢で役職が付いたり、年収が大幅に上がったりということはあまり望めない業界です。

メリット

ここまで、悪い面のみ出してきましたが、少なからず良い点もあります。以下に3点思い当たるものを上げてみました

休日出勤・残業による給与増

土曜日出勤や残業によって、基本給の半分以上の残業・休日出勤手当がつくことがあります。自分は新卒3か月目の現場で、基本給の倍額の残業・休日出勤手当が着きました。

※残業時間110時間程度(笑)

経費が落ちやすい

現場で使う工具などは、現場事務所に置いている場合もありますが、多くはホームセンターで経費で購入してきました。特に、寒い時期に現場で着る衣類や、外着(ヤッケ・ジャンパー・現場用雨合羽)なども経費で落ちました。

社用車が与えられる

入社して工事部門に配属されると、大抵は出勤や遠方移動のために社用車が与えられます。社用車が与えられることで、移動範囲がかなり広くなり、今まで行ったことのないような土地まで足を運ぶ事ができます

多少であれば、使用で使っても多少はバレないですが、事故を起こしたときにかなり問題になるので、使う際は、しっかりと配慮をして安全運転を心掛けましょう。

まとめ

まとめとして、大手のゼネコンに入れば待遇や給与面はしっかりしていると思うので、多少残業が多くなったり休日出勤をしても、その分の給与はしっかりと支払われます。また、普段の稼働が多い分、賞与も他の業界よりも幾分かは多くもらえるでしょう。

しかし、一部の零細ゼネコンや関連業者は、給与が残業分は出なかったり、見込みで給与を設定している会社もあります。そういった企業に限って労災を隠したり、不都合なことを捻じ曲げたりすることがあるので、全体的に見て、あまり建設・土木業界はオススメしません

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