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楽天モバイルを契約して半年使ってみた【Rakuten UN-LIMIT】

今回は楽天の携帯回線、楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT」を契約してメイン回線として約半年スマホを使ってきたので、料金や通信状況等の良い面と悪い面を上げて、実際に使ってきた感想を記事にしていきたいと思います。

自分が現在使っているサブ・メインスマホについての記事は下記。

目次(クリックでジャンプ)

iPhoneとAndroidを併用してみて【iPhone12・OPPO RenoA】

  今回はiPhone12をメインスマホとして使っていますが、併用してAndroidスマホのOPPO RenoAも使い続けているので、実際にiOS端末とAndroid端末を併用で使ってみた感 ...

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今回の記事は、以下のような方に参考になるかと思います。

こんな方におすすめ

  • とにかくスマホ通信費を安く済ませたい
  • 月のデータ容量制限を気にせずに、モバイル回線を利用したい
  • 都会に住んでいて、楽天回線エリア内が生活圏内である

楽天モバイルの契約はこちらから

使用データ量1GBまで無料

まず、楽天モバイルの料金プラン「Rakuten UN-LIMIT」はシンプルで、1GB以内であれば利用料金が無料で、1GBを超えても1~3GBで980円、3~20GBで1,980円、20GB超過後も一律2,980円の無制限の料金プランとなっており、通信容量の使いすぎを気にすることなく回線を利用することができます。

また、2回線以降の契約について1GB以内の無料設定はなくなりますが、1GB超過後の料金設定は一緒で複数回線を契約しようとしているユーザーにとっても、コスパが高い料金設定となっています。

料金詳細は下記。

データ利用量 1回線目 2回線目以降
0~1GB 無料 980円
1~3GB 980円 980円
3~20GB 1,980円 1,980円
20GB超過後 2,980円 2,980円

※パートナー回線エリアでは、5GB超過後最大1Mbpsの速度制限あり。

楽天モバイルの料金プラン詳細はこちらから

値段比較

次に、値段比較として各キャリアから発表された、ahamo/povo/LINEMOと楽天モバイルの通信費を比較していこうと思います。

ahamoと楽天モバイルを比較した記事は下記。

docomo新サービスahamoと楽天モバイル【携帯料金・新サービス】

今回はdocomoが発表した新サービスの「ahamo」について、先日楽天モバイルを契約したので両方のサービスの内容を比較しながら、「ahamo」のメリットと楽天モバイルが劣っている点について解説してい ...

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下記はahamo/povo/LINEMO/楽天モバイルの価格等を比較した表になります。

ahamo povo Linemo 楽天モバイル
データ上限 20GB 20GB 20GB 無制限
価格 2,700円 2,480円 2,480円 2,980円(20GB超過後)
通話 5分無料 22円/30秒 22円/30秒 22円/30秒(通常の通話アプリ使用時)
別途サービス かけ放題+1,100円 かけ放題+1,500円 Line通信量フリー Rakuten Link使用時通話料無料

4社共にプランは2,500~3,000円の間の価格帯となりますが、ahamo/povo/LINEMOと楽天モバイルの違いは、楽天モバイルの場合1GB以内であれば料金はかからない点が大きな魅力となります。また、20GB超過後も料金は2,980円で、基本的には通信制限がかからずに回線を使用することができます。

通話についてもahamo/povo/LINEMOの各社は、既存の料金プラン+1,000~1,500円程度のオプション料金を課金してカケ放題となりますが、楽天モバイルの場合はRakuten Linkという専用の通話アプリを使用すれば、通話料がかからないので、実質オプション課金をせずにカケ放題となっています。

電波のつながり具合

一方で電波のつながり具合については、必ずしも良いといえる状況で使えるとは言えません。

下記は2021/5/27更新の4G楽天回線とパートナー回線のエリア図になります。

・首都圏近郊

・地方エリア(例:北海道)

回線エリアの地図を参照すると、東京近郊の地域であればほぼ楽天のLTEエリアはモーラされていて、問題なく楽天4G回線に接続できます。

ですが、例に上げた北海道地域(札幌近郊エリア)を見てみると、札幌市内であれば楽天のLTEエリア範囲内に入っていますが、近郊の市区町村はまだまだ拡大予定エリアになっていたり、そもそもパートナー回線エリアのみしか接続できないエリアとなっているので、快適に楽天回線を利用できるとは言い難いでしょう。

東京近郊や政令指定都市等の大都市エリアに住んでいる方であれば、楽天4G回線を問題なく利用できますが、人口が少ない市区町村やそもそも携帯の電波が入りにくい山間部の地域の方は、回線エリアを確認した上で利用することをオススメします。

楽天モバイル回線のエリア確認こちらから

販売しているスマホ

楽天モバイルで販売している主なスマホは下記になります。

・iPhone

機種 iPhone 12(64GB) iPhone 12 Pro(128GB) iPhone 12 mini
価格 101,176円 127,395円 87,712円
ポイント還元 22,000円 22,000円 22,000円

・Android

機種 OPPO Reno3 A OPPO A73 AQUOS sense4 lite AQUOS sense4 plus Xperia Ace
価格 39,800円 30,800円 32,800円 43,800円 29,800円
ポイント還元 27,000円 27,000円 17,000円 7,000円 22,000円

・Rakutenオリジナルスマホ(Android)

機種 Rakuten BIG  Rakuten Hand
価格 49,800円 20,000円
ポイント還元 27,000円 26,999円

最近のラインナップとしてはiPhone12シリーズが新しく追加されました。全体的にはOPPOシリーズのAndroidミドルスペックスマホや、Galaxyシリーズの割と上位機種などを取り揃えているので、Androidのライトユーザー又は、スマホをよく使うヘビーユーザーにも合った機種を選択できます。

楽天ポイントへの還元

楽天モバイルでスマホと回線をセットで契約すると楽天ポイントが大量にもらえるので、楽天経済圏をメインに使っている方もですが、普段の買い物(スーパーやコンビニ)でも楽天ポイントは活用できるので、楽天市場などをあまり利用しない方でもキャンペーンでのポイントを獲得する価値はかなりあります。

楽天ポイントについての記事は下記。

楽天ポイントを効率的に獲得する方法【楽天経済圏・楽天市場】

今回は楽天ポイントについて、効率よく獲得する方法や獲得したポイントの使い道について記事にしていこうと思います。日頃の買い物やネットショップ等でのオススメの使い方を解説していこうと思います。 現在自分は ...

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具体的には上記の一覧に記載しましたが、iPhoneシリーズで22,000ポイント、AndroidスマホのOPPO Reno3 A/OPPO A73であれば27,000ポイント還元されます。ですので還元された楽天ポイント考慮すると、iPhone12は実質79,176円、OPPO Reno3 Aは実質12,800円と、お得に人気機種を購入することができます。

特に、Rakuten BIGやRakuten Hand等の楽天独自のオリジナルスマホを購入して回線契約すると更に還元率が高く、Rakuten Handに関しては実質0円でしかも+6,999ポイント加算されるという、他機種より更にお得にスマホを購入することができます。

楽天オリジナルスマホRakuten BIGとRakuten Miniについての記事は下記。

Rakuten BIGとRakuten Mini【eSIMオンリー】

今回は、楽天モバイルからリリースされた楽天モバイルオリジナルのRakuten BIGついて、従来のオリジナル端末のRakuten Miniと比較しながら紹介していこうと思います。 また、Rakuten ...

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屋内(特に地下)へは電波が届きにくい

楽天モバイルの回線ですが、特に屋内の電波状況については実際に使ってみて繋がりにくいと感じました。

原因として楽天モバイルの回線には、プラチナバンドと呼ばれる700MHzから900MHzの周波数帯の電波が基地局に割り当てられていないことが原因といえます。

三大キャリアであれば、docomoとKDDI(au)は800MHz、ソフトバンクは900MHz帯のプラチナバンドを利用してユーザーに接続しやすい電波を提供しています。

これらの700MHzから900MHzの周波数帯は、壁や建物等の障害物があっても電波が通り易く接続が途切れるといったことはありませんが、楽天モバイルは障害物に弱い周波数帯で電波を提供しているので、壁や建物密集している場合もそうですが、特に地下に入ってしまうと更に通信が途切れやすい印象です。

都心部に住んでいるなら楽天モバイル

ここまで料金や通信状況等の良い面と悪い面を上げて、実際に使ってきた感想を述べてきましたが、回線エリアを考慮すると都心部のエリア内で生活しているのであれば無条件に契約すべきだと思います。

理由としては、データ使用量が1GB以内であれば料金はかからないので、契約して全く使わなかったとしても0円で通話のみ利用する場合でも専用のアプリを使えば通話無料になるので、1回線のみ利用するのであれば楽天モバイルをオススメします。

また今後、docomoなど使用している周波数帯(プラチナバンド)が楽天モバイルでも利用可能になれば、通信の不具合は減ってくると思いますし、LTE回線で繋がりやすくなるエリアは5Gエリア含めて増えてくると思います。

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