生活と仕事

未経験からIT業界への転職のしかた【IT業界・転職】

今回は、未経験からIT業界への転職仕方について解説していこうと思います。自分自身、完全未経験で別業種(建築業界)からIT業界へ転職して現在4年程SIer系のIT企業で勤務しています。

そこで実際に未経験からIT業界へ転職する際に感じた企業の選び方を中心に、どの様な企業であれば未経験でも入りやすく長く勤務しやすいのかをポイントとして、本記事を書いていきたいと思います。

未経験からIT業界への転職しようとしている方、IT企業へ転職しようとしているが企業の選び方がわからない方、IT企業がどのような業界がイメージがイマイチつきにくい方にとって参考になるかと思います。

今回の記事は、以下のような方に参考になるかと思います。

こんな方におすすめ

  • 未経験からIT業界への転職しようとしている方
  • 転職の際、企業の選び方がわからない方
  • IT企業のイメージがつきにくい方

目次(クリックでジャンプ)

IT系企業とは

まずは、IT企業とは何か大まかな内容を述べています。

IT企業とは、ハードウェア・ソフトウェア・Web・情報サービスの4つに分かれていて、業務内容としては下記に記載したような内容の業務を行うことが多いです。

IT企業の種類

・ハードウェア:PCやサーバーなどの実物のマシンのメンテナンス等を扱う企業

・ソフトウェア:ハードウェアを動かすために実際の中身のプログラムを扱う

・WEB:インターネット上にWebサイトを作成・構築したり、またはネット広告を出したりしている

・情報サービス:自社に所属しているプログラマーなどの技術者を、顧客先の開発・保守案件等に派遣してITサービスを提供する。

下記の記事でもSIer系(情報サービス)の企業を中心に、IT企業の概要を解説しています。

未経験でIT業界に転職するならSIerはアリ【未経験・IT業界】

今回は、就職・転職する上でプログラミングや情報処理についての知識がなく、未経験でIT業界に就職するならSIerは選択肢としてアリな理由を記事にしていこうと思います。 自分は現在、現役でSIer系IT企 ...

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未経験向けのオススメ

未経験に向けたオススメのIT系企業のポイントとしては、以下となります。

SIer系企業は穴場

上記で上げた過去の記事でも解説していますが、未経験の場合はSIer系の企業がオススメです。

理由としては、就職口が広くて未経験でも採用している企業が多く、案件によってはしっかりと業務を行いながらプログラミングや基盤などの技術的知識を学ぶことができるからです。

また、他の転職系のブログ記事やYouTubeのIT系の転職情報を解説している動画でもSIer系は敬遠されがちです。

しかし、IT未経験者がステップアップとして就職するのであれば個人的にはアリだと思っていて、最終的にWEB業界や自社開発メインのソフトウェア系企業に転職したい場合、IT業界の汎用的知識はSIer企業でも学べるので、客先常駐で学んだ汎用的知識や技術的内容を生かしつつステップアップできるのではと思っています。

研修・教育の充実さ

研修や教育が充実していると言う点も未経験であれば見ておくべきポイントで、特にプログラミング知識や技術的内容を研修で時間をかけて学ぶ企業が多いので、研修体制や技術的知識を学びながら業務ができる環境であるかは見ておくべきであると思います。

もちろん独学でも勉強していく必要は少なからずありますが、入社した際の導入の部分で技術的内容に多く触れられるのは実際に業務をする際に、即時的に生かせることが多いので、研修や教育の充実さは見ておくべきポイントと言えます。

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勤怠の形態

業務の形態としては、みなし残業を含めた給与額が記載してある企業は注意が必要です。

みなし残業とは、残業時間(例:45時間)を想定した残業代があらかじめ毎月支払われる給与に含まれており、残業してもしなくても同じ額の給与が支払われます。

一見すると残業がない場合は、通常よりも多く給与がもらえて得なように錯覚します。ですが、実際のみなし残業制度の会社は大抵の場合、45時間の見込み残業の場合であれば毎月それ程か、もしくはそれ以上の稼働をする見込みで案件を受注している場合が多いです。

また、そのようなみなし残業制度の会社は末端のSIer企業に多く、会社を選ぶ際には勤怠制度を見極めていくことも必要です。

できるならWeb系が最善

欲を言ってできるのであれば、Web業界が最善なのではないかと思います。

理由としてはSIer企業の場合、顧客先に技術者を派遣という形で投入してマンパワー(業務に投入する人材資源)を重視でプロジェクトを動かしています。そういった顧客先への人材投入によって、自社でアプリケーションやプロダクトを作ることが少なくなり、自社で作る技術的強みや自前のサービスがない企業が多いです。

ですが、Web系の企業であれば、自社でアプリケーションやプロダクトを作成していて、それらの案件を主として事業展開していて、自前の技術やサービスを持っている会社が多いです。ですので、プログラマーなどのコーディングができる技術者が多く、技術的知識が豊富な社員が多いのが強みでもあります。

また、SIer企業は顧客先によって作業環境が変わりますが、Web系の企業は自社で作って顧客にサービス提供するので、作業環境は自社のルールで行うことができて、リモートで仕事がしやすく、全く出社せずにオールテレワークで自宅のみで仕事をしている企業も存在します。

但し、その場合は営業等の外回り的な業務をオールテレワークで行うのは難しいので、購買やIT営業を志望している場合は自社への出社、もしくは実際に客先へ行っての業務が前提となるでしょう。

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まとめ

未経験でIT企業を目指しているのであれば主に2パターンあると思います。

1つ目が未経験でも入りやすく間口が広いSIer企業を探すパターンです。この場合はSIer企業自体の数が多く、選択肢が多いというメリットがあります。ですが、上記でも述べたように自社でサービスを作っていない分、客先常駐がメインとなることや、未だにみなし残業制度の企業が多くあるのでそういったところがデメリットとなり、転職の際に注視してみていかなければならない点でもあります。

2つ目は独学かスクールに通い、自分で知識を身につけてからWeb業界やソフトウェア系の自社開発メインの企業を探すパターンです。この場合は、事前に得た知識や学習の一環で自分で作成したアプリやツールを上手くアピール出来れば、優良でクリエイティブな企業に転職することが可能です。

スクールで学習する場合は、初期投資は大きくなりますが、よりエンジニアの実務に近い学習ができて、講師の指導の下進めることができるので、モチベーション的にも継続しやすい点が上げられます。独学はその分少ない初期投資で学習できますが、書籍やネットの情報メインで学習を進めることとなるので、モチベーションが保ちずらい部分があります。

いずれにせよ、自分に合った転職方法を探していくことが、自分が納得のいく企業を見つけることにつながるのではないかと思います。

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