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Rakuten BIGとRakuten Mini【eSIMオンリー】

今回は、楽天モバイルからリリースされた楽天モバイルオリジナルのRakuten BIGついて、従来のオリジナル端末のRakuten Miniと比較しながら紹介していこうと思います。

また、Rakuten BIGとRakuten Miniについて、どういったユーザーに向けたスマホなのか、機能面と特徴を上げて解説していきます。

今現在、楽天モバイルに加入しようとしていて、スマホを買い替えようと考えている方や、iPhoneからandroidスマホに乗り換えようと思っている方は参考になると思います。

まとめると今回の記事は、以下のようなポイントが当てはまる方にとっては、この記事が役に立つのではないかと思います。

こんな方におすすめ

  • 楽天モバイルに乗り換えようとしている
  • iPhoneからandroidスマホに買い替えようとしている
  • サブ機として、もう一台スマホの購入を検討している

目次(クリックでジャンプ)

Rakuten BIG

Rakuten BIGの特徴とスペックは下記となります。

スペック

機種 Rakuten BIG
サイズ(高さ x 幅 x 厚さ) 約174mm
約80mm
約9mm
質量 約227g
OS Android™ 10
CPU(SoC) Snapdragon™ 765G
antutuベンチマーク 30万点
内部メモリ 6GB
ストレージ容量 128GB
ディスプレイ 6.9インチ(有機EL)
カメラ性能 ※4眼
広角:約6,400万画素
超広角:約800万画素
マクロ:約200万画素
深度:約200万画素
バッテリー 4,000mAh
おサイフ あり
生体認証 指紋認証/顔認証
価格 63,455円
SIM情報 eSIMのみ

Rakuten BIGのスペックとしては、まず、搭載されているSoCはSnapdragon™ 765Gで、Antutuベンチマークは約30万点となりミドルハイエンドモデルクラスの性能となります。

本体のディスプレイサイズは6.9インチとかなりの大画面で、その代わりではあるが重量は277gとスマホとしてはかなりの重量となます。そのため片手で使用するには使いにくいサイズと重量感になるかと思います。

機能面としては、防滴防塵対応で浸水には非対応でワイヤレス充電にも対応していません。

バッテリーの容量は4000mAhと重量に対してのバッテリーの持ちは、若干少ないと感じると思います。

ですが、おサイフケータイ(Felica)に対応していて楽天EddyやモバイルSuica、QUICPayなどの電子決済の使用が可能となります。

ディスプレイ内臓カメラ

Rakuten BIGの大きな特徴としては、ディスプレイに内蔵されているインカメラです。

これまでリリースされてきたスマホでも、インカメラが画面内に無い、フルディスプレイのスマホはありました。

ですが、これらの端末はスマホ上部がせり上がるポップアップ式のインカメラが多く、完全にディスプレイ内に内蔵されているスマホはありませんでした。

そういった意味でも、今回のRakuten BIGのディスプレイ内蔵カメラは大きな特徴と言えるでしょう。

大画面だが高重量

上記でも述べたように、Rakuten BIGのインカメラは画面内に内蔵されていることもあり、画面を遮るカメラがなく、ディスプレイは6.9インチとかなりの大画面です。

しかもそのサイズ感で有機EL画面とかなりの迫力で動画を楽しむことができるでしょう。

その代わり、重量が227gとスマホとしてはかなり重く、200gを超える端末でディスプレイサイズが6.9インチとなると片手での操作はかなり難しく、両手での操作が必須な程の大きさとなります。

ポケットに入れた時の存在感も確かにあり、スマホ1つ入れてしまうとそれだけでポケット1つが専有されてしまう程のサイズ感です。

Rakuten Mini

次にRakuten Miniの特徴とスペックは下記となります。

スペック

機種 Rakuten Mini
サイズ(高さ x 幅 x 厚さ) 約106.2mm
約53.4mm
約8.6mm
質量 約79g
OS Android™ 10
CPU(SoC) Snapdragon™ 439
antutuベンチマーク 8万点
内部メモリ 3GB
ストレージ容量 32GB
ディスプレイ 3.6インチ(TFT液晶)
カメラ性能 ※シングルカメラ
約500万画素
バッテリー 1,250mAh
おサイフ あり
生体認証 顔認証
価格 17,000円
SIM情報 eSIMのみ

Rakuten Miniのスペックは、搭載されているSoCはSnapdragon™ 439Gで、Antutuベンチマークは約8万点となりエントリーモデルクラスの程度の性能となります。

本体のディスプレイサイズは3.6インチとRakuten BIGとは反対に小型スマホで、重量も79gとかなりの軽量となます。ですので、ディスプレイサイズが小さい分視認性が弱く、操作性に関しても画面が小さいのであまりよろしくないのかと思います。

機能面としては、Rakuten BIGと同じく防滴防塵対応でおサイフケータイ対応ではあるりますが、浸水には非対応でワイヤレス充電にも対応していません。

バッテリーの容量についても1,250mAhと、少ないと感じると思います。

処理能力はエントリーモデル程度

上記でも述べましたがSoCのプロセッサのチップセットがSnapdragon™ 439Gと、エントリーモデルクラスの処理能力なので、Webブラウザを操作するにしても、ゲームをプレイするにしてもカクつきが起こることがあり、動作上快適に操作することに関してはあまり期待はできないです。

また、メモリが3GBなので、バックグラウンドでアプリやブラウザを待機させて他の操作をしていると、更にスマホの動作に支障をきたすのではないかと思います。

サブ機としてはアリ

では、どういった用途で使うのが良いのかというと、おサイフケータイのみで使用するのにはアリなのかと思います。

海外や中国メーカーのスマホで、おサイフケータイ(Felica)非対応の機種が多いので、そのスマホをメインとして使用している方にとっては、おサイフケータイ専用のサブ機として使うのであれば、非常に小型かつ79gの軽量と持ち歩くにも邪魔にはならないので、使用用途としてはアリなのかと思います。

BIGとMiniはeSIMオンリー

RakutenBIGとMiniの最大の欠点として上げられるのは、eSIMしか対応してないないので、物理SIMが使用できません。

ですので、スマホが破損した際に他のスマホにSIMを移し替えることができませんし、デュアルSIMでもないので電話番号の2番号運用ができません。

iPhoneのように、物理SIMとeSIMの運用であれば、物理SIMをその他の格安simで契約をして、eSIMは対応している楽天モバイルかIIJmioで契約をすれば、物理SIMとeSIMの電話番号の2番号運用ができるのですが、残念ながらRakutenBIGとMiniはeSIMオンリーとなります。

他メーカーの類似端末

日本市場向けに発売されているスマホを対象として、他メーカーの類似スマホと比べていきたいと思います。

ASUS:Zenfone6

Zenfone6はディスプレイサイズが6.4インチでかつノッチレスのフルディスプレイです。

更に、メインのアウトカメラがフリップカメラで、アウトカメラをインカメラとしても使うことができます。

メインのカメラがフリップカメラでインカメラとして使用するため、ディスプレイにカメラが搭載されていないので、完全フルディスプレイが実現されています。

処理能力に関しても、ハイエンドモデルクラスのSoC(Snapdragon 855)を搭載していて、通常使いでのブラウジング操作や多少重いゲームをプレイしていても、不自由なく使用することができます。

Amazon価格(RAM:6GB/ストレージ:128GBモデル)77,800円

Xiaomi:Redmi Note9S

Redmi Note9Sはディスプレイサイズが6.67インチで、液晶ディスプレイではありますが、紹介する他メーカーの3点の中でも一番大きなディスプレイサイズとなり視認性はかなりの大きと思います。

また、ミドルハイエンドクラスのSoC(Snapdragon 720G)を搭載してながら価格がAmazon価格が(RAM:6GB/ストレージ:128GBモデル)25,600円と3万円を切る価格です。

Amazon価格(RAM:6GB/ストレージ:128GBモデル)25,600円

Xiaomi:Mi Note10 Lite

Mi Note10 Liteはディスプレイサイズが6.47インチの曲面AMOLED有機ELディスプレイで、特にカメラに特徴がある大画面スマホです。

カメラは4眼で、メインのカメラは約6400万画素もあり、ハイエンドモデルのスマホカメラにも引けを取らない画質の良さです。

また、バッテリー容量が5260mAhと大容量かつ急速充電にも対応しているので、比較的バッテリー残量を気にすることなく使用できるのではと思います。

Amazon価格(RAM:6GB/ストレージ:64GBモデル)39,800円

 

※Redmi Note9SとMi Note10 Liteは音声SIMセットであれば、OCNモバイルONEで更に格安で購入することができます。詳細は下記から↓

OCNモバイルONEの端末セット購入はコチラ

・Redmi Note9Sについてはレビュー記事も投稿しています。

参考OCNモバイルONEでRedmi Note 9Sをお得に購入【スマホレビュー】

今回は、先日OCNモバイルONEで発売特価記念で購入したxiaomiの新機種、「Redmi Note 9S」をレビューしていきたいと思います。 以前までは、Sonyの「Xperia XZ」を使用してい ...

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Rakuten BIGは画面を最大限生かしたいユーザー向けスマホ

Rakuten BIGは画面内インカメラが最大の特徴です。

その最大の特徴である画面内インカメラによってディスプレイにさえぎるものがないので、最大限6.9インチの大画面を生かしてゲームや動画を楽しみたいユーザー向けの端末ではないかと思います。

また、今後これからeSIMが普及することを見据えて、物理SIMに依存しない端末を探しているのであれば、日本市場向けにおサイフケータイも付いているので、そういった志向のユーザーに向けてのスマホなのかとも思います。

楽天モバイルの通信面は良コスパ

楽天モバイルの回線は、独自の楽天回線エリア内であればデータ容量の制限がなくかつ高速通信(最大約100Mbps)に対応しています。

また、楽天モバイルでは、現在2,980円の月額プランが1年間無料のキャンペーンを行っています。

以下は10/5更新時点での楽天回線エリアとパートナー回線エリアの関東・首都圏エリアマップです。

上のマップを見ると、23区内と神奈川県・千葉県・埼玉県主要部はモーラされており、これらのエリアであれば、楽天回線での高速通信(無制限)が可能です。

それ以外のエリアはパートナー回線(auのMVNO回線)での通信となり、月のデータ容量が5GBと制限されますが、制限後も最大1Mbpsでの通信が可能です。

楽天モバイルの契約・申込はコチラ

まとめ

今回リリースされたRakuten BIGについては、前回のRakuten Mini同様eSIMのみの対応で、物理SIMが使えないことが最大のネックだと感じます。

キャリアや通信会社では、物理SIMからeSIMの乗り換えを目指していてこれからのSIMカードの形式ではあると思うのですが、5Gが使えるエリアと同様に各通信会社が推奨している反面、対応している会社と端末が少ないのでeSIMは使いにくいのが現状です。

ですので、ディスプレイに内蔵されているインカメラをどれだけメリットとしてとらえることができるかが、購入のポイントなのかと思います。

 

 

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