今回は、運転免許について、学生時代にとっておいた方が良い理由を上げて、取得後にどのようなメリットがあるのかを紹介していこうと思います。
現在学生で運転免許を取ろうと思っているが、費用などの問題でなかなかあと一歩踏み出そうとし切れていない方や、自動車教習所と免許合宿どちらを選べばよいかわからない方などに向けて書いていこうと思います。
今回紹介する運転免許の取り方は学生に向けメインの内容となりますが、現在社会人の方であっても、仕事しながらどのようにして教習所に通うのが良いのかも書いていこうと思います。
今回の記事は、以下のようなポイントが当てはまる方にとっては、この記事が役に立つのではないかと思います。
こんな方におすすめ
- 現在学生で運転免許を取ろうとしているが迷っている方
- 自動車教習所と免許合宿どちらを選べばよいかわからない方
- 社会からでも運転免許取得は遅くないと考えている方
目次(クリックでジャンプ)
運転免許を学生時代にとっておいた方が良い理由
主に以下にの4点が学生時代に運転免許を取っておいた方が良い理由です。
就職に最低限必要(持ってて当たり前)
1点目は、就職活動を行っていくにあたって、最低限必要となってくるという理由で上げました。
書類審査や面接でも、資格欄で人事の採用担当が最低限見る部分が普通免許になります。
特に外回りや客先訪問が多い営業職採用であれば、社用車で営業先を回るということもあるので、必要になってくる部分です。
勿論、専門分野の資格を持っているのは大きいアドバンテージにはなりますが、後述する実用性を考えると運転免許は持っておいた方が良いということになると思います。
移動手段が一つ増える
2点目は、移動手段が一つ増えるということです。
運転免許を持つまでは、徒歩や自転車・公共交通を使うか、または自家用車を運転してもらう側になっていたと思います。
ですが、運転免許を取ることにより、自家用車を所有していれば主体的に遠出ができることになるので、これまであまり行くことのない地方に出かけることができ、気軽に観光地へも足を運ぶことができます。
身分証明書になる
3点目は、顔写真付きの身分証明書にもなるという点です。
学生であれば、学生証を身分証明書として使っていることが多いと思います。
ですが、卒業後は学生証は使えなくなり、代わりに健康保険証が身分証明するものになるかと思います。
しかし、健康保険証は自分の顔写真が付いてないので、顔写真付きの証明書を求められた際に対応ができないので、自己を証明するものとしても運転免許は必要です。
就職すると教習所に通う時間がない
4点目は、就職すると単純に教習所に通う時間がなくなるという点です。
学生と社会人では時間的制約に大きく違いがあり、特に大学生はテスト期間後や休み期間、就職活動後の時期はかなり時間的余裕があるので、その時期に取っておきましょう。
社会人になると、休暇が学生よりも取りにくくなり一日の拘束時間がかなりあります。
ですので、最短でも約1ヶ月間免許取得の為に拘束される合宿免許は現実的ではありません。
教習所に通う場合でも日中の教習は難しいので、実技教習を受けるとしても予約が集中する夜間の時間帯となるでしょう。
以上のことを考えると、一時的に金銭的な負担が大きくなるとしても、将来的な投資として運転免許は学生のうちに取得しておきましょう。
免許取得の手段
免許取得の手段としては主に以下の2点があるかと思います。
ちなみに、MT(マニュアル)車とAT(オートマチック)車では基本的に料金は同じです。
ギア操作が必要なMT車の方が難易度は上がりますが、今後大型免許を取ろうと思っている方やクラッチ操作が必要な車を運転する可能性がある場合、MT車の免許を取ることをオススメします。
教習所
教習所での取得目安としては、最短1ヶ月~の期間で取得できるかと思います。
取得までの費用の目安は以下になります。
入校料金 | 18万円 |
教習料金 | 14万円 |
取得費用計 | 約32万円 |
※その他に仮免許申請交付料金や卒業証明書料金などがかかります。
メリット・デメリット
教習所のメリットとしては、例えば学科教習であれば大学の時間割と同じで、必要分の単位(コマ)を取っていくことになります。
ですので開講している時間であれば、自分で自由に時間割を組むことができます。
デメリットとしては、各教習の開講している時間帯が決まっているので、自分の時間が合わなければ単位(コマ)を取っていくことは難しいです。
技能(実技)の場合でも、担当教官とマンツーマンで教習をこなしていくことになるので、事前予約が必要となり、自分の予定を調整していく必要があります。
合宿免許
合宿免許の取得目安としては、最短で2週間程の期間で取得できるかと思います。
取得までの費用の目安は以下になります。
入校・教習料金(込み) | 約20~25万 |
メリット・デメリット
合宿免許のメリットとしては、料金の安さです。
各地方の教習所や合宿のプランの最寄りますが、最安値で20万円程で取得することができます。
また、最短で2週間程で取得可能となるので、教習所に通うよりも早く取得できます。
デメリットとしては、取得する2週間までの間は、合宿所に寝泊まりすることになるので自宅から長期間離れることとなります。
ですので、仕事やバイトを長期間休むこととなり、免許取得まで自宅に帰ってくることができません。
しかし、長期間の休みが取れて時間的猶予があるのであれば、合宿免許は教習所に通うよりも料金が安くより最短で取得できるので、コスパが良いといえるでしょう。
合宿免許は下記の3サイトから検索・予約ができます↓
免許取得までの流れ
取得までの流れとしては、基本的に教習所・合宿免許共に同じで、入校後、実技の技能教習と座学の学科教習を規定の必要コマ分受けると、仮免許試験(技能・学科)となります。
仮免許を取得すると、また実技と学科を規定コマ数分受けて、本免許試験(技能・学科)に合格すると普通自動車免許を取得することができます。
流れとしては以下になります。
実技・学科教習(仮免許教習)
仮免許試験(技能・学科)
実技・学科教習(本免教習)
本免許試験(技能・学科)
合格:普通免許取得
社会人は仕事の合間を見て教習所
社会人の方にとっては、仕事が生活のメインとなっていて、教習所に通う時間がないと考えている方も多いと思います。
現に教習所の教習時間に関しても平日日中の時間帯が多いので、その時間帯に普段仕事をしている人は休暇を取って教習を受けるということになるので、なかなか休んで時間を取るということが難しいと思います。
ですので、夜間の時間帯まで教習時間がある教習所を選びましょう。
最近では夜21~22時位まで時間割がある教習所や、土日祝日の短期集中で取得できるコースが存在する教習所もあるので、そういった場所を選ぶことをオススメします。
また、時期によっては運転免許を取ろうとする人が多く、実技教習の予約が取りずらい時間もあるので、春先などの人が殺到する時期は避けて教習所に通うことも一つの方法だと思います。
まとめ
自動車免許の取得に関しては、圧倒的に時間的制約が少ない学生が取得に有効と言えます。
また、この際に学生の場合ネックとなるのが、入校時にかかかる費用と教習料金でしょう。
この2点の料金を合算すると45~50万円程の費用がかかってしまいますが、合宿免許なら30万円以内で収まるパターンが多いです。
ですので、学生で費用をできるだけ抑えて早く免許取得を目指している方は、合宿免許をオススメします。